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    機能性の追求とともにデザインの魅力で、生活を豊かに彩ります。 機能性の追求とともにデザインの魅力で、生活を豊かに彩ります。

    コンパクトな外観ながら、ゆとりある室内空間をもつキューブ。心地よく生活するため、スクエアな空間を巧みに活用した「旋の家」。この2つのプロダクトには、機能とデザインの見事な調和が感じられます。 コンパクトな外観ながら、ゆとりある室内空間をもつキューブ。心地よく生活するため、スクエアな空間を巧みに活用した「旋の家」。この2つのプロダクトには、機能とデザインの見事な調和が感じられます。

    四角いカタチのなかに込められた、心地よさを生み出す工夫。 ARCHITECTURE with CUBE 四角いカタチのなかに込められた、心地よさを生み出す工夫。 ARCHITECTURE with CUBE

    旋の家(せんのいえ)
    どこから眺めても美しい、空中に浮遊する四角い箱。
    薄い無垢材をブラインドのように何枚も重ねたルーバーが四面を覆う住宅。建物は地面から1.5mの高さにあり、外周に沿ったスロープで玄関へと導かれる。それは室内にも設けられ、「旋=めぐる」という呼称はここに由来。

    閑静な住宅街に建つ「旋の家」は、四角いカタチが印象的。繊細なつくりのルーバーの奥には、広いガラス窓を配した開放的な居住空間が隠されています。空へと続く上部だけでなく前後左右にスペースがあり、さらに建物の下にも「余白」が設けられているから、まるで空中に浮かんでいるよう。箱という形容がしっくりくる姿です。

    キューブも、その名の通り四角いカタチにこだわったクルマ。サイドパネルやテールゲートが垂直に立ち上がり、コンパクトな外観からは想像もつかない広々とした室内空間を実現しました。「旋の家」を設計した建築設計事務所TNAの武井誠氏は、人と密接につながり、人を包み込む存在であるという点において、クルマと建築には強い関係性を感じるそうです。スクエアな建築は、スペース効率だけでなく採光や風通しなどについても有利とのこと。一方、キューブの室内も明るく開放的。だから自分の部屋にいるように、心地よく運転を楽しめます。

    また、武井氏によれば四角は強いカタチで、周囲に威圧感を与えることもあるそうです。そこで「旋の家」は、四方を無垢材のルーバーで囲み柔らかい表情を引き出し、街並みにとけ合うよう工夫を凝らしました。角を取り丸みをもたせたやさしいデザインで、愛らしさを感じさせるキューブの外観もしかり。機能とデザインが調和して、ふれあう人々を笑顔にするクルマなのです。

    広い居住空間を、柔らかいデザインで優しく包み込む。

    キューブは、ゆったりと快適に移動できることを大切に考えた個性あふれるコンパクトカー。スクエアなデザインをもとにした、合理的な空間構成によるゆとりある室内が大きな特長です。ヘッドルームにもたっぷりと余裕をもたせ、シートのどこに座ってものびのびとリラックスできます。

    絶対的なスペースのみならず、デザインの力による、気持ちよさの演出もキューブならではの魅力。ただ四角いだけではなく、緩やかに波打つ曲線が乗員を包み込み、バスタブに浸かっているような心地よさを演出しています。さらに、厚みのあるクッションパッドで身体をやさしく受け止めてくれる前後シートは、上質なソファのよう。フロントにはベンチシートを採用し、シフトレバーの位置を工夫することで、助手席側から乗り込んでも楽に運転席へ移動できます。

    居心地のよさと優れた利便性を兼ね備えたキューブの室内空間は、まさに移動が可能なマイルーム。自分らしく自然体でつき合える、よきパートナーになるはずです。

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      ©阿野太一
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    1.「旋の家」は、1階にリビングとキッチンが広がる。四方がガラス張りで、ルーバーによりプライバシーを確保。玄関へ続くスロープは室内にも巡らされ、2階への導線となっています。2.テーブルなどの家具類は室内に合わせて製作。レイアウトも綿密に計算されています。3.ルーバーによるシェードを開いて2階寝室から外を眺めると、街(外)と家(内)のつながりを実感できます。4.開放感にあふれ、居心地のよさを感じるキューブの室内空間。ジャグジーでくつろぐイメージに着想を得ています。5.キューブには3つのグレードに、11種類のボディカラーと7種類のシートが用意され、多彩な組み合わせが楽しめます。選べるシートのひとつ「Rorbu(ロルブー)」は、淡いブルーチェックに黄色いラインをアクセントとして採り入れ、北欧をイメージした色使いがスタイリッシュ。アクアミントとブリリアントホワイトパールの2トーンカラーによく似合います。6.室内のルーフトリムなど波紋をモチーフにしたデザインは、人と人とのつながりを象徴的に表現しています。

    ※本記事は2016年4月1日時点の情報を元に作成されております。