未来を見据えて、さまざまな取り組みを行っています。
日産は「人々の生活を豊かに」という企業ビジョンを掲げ、人や社会と共存していきたいと考えています。 そして、社会の持続的な発展に貢献すべく、さまざまな事業活動や研究開発、社会貢献活動を行っています。
「日産アートアワード2013」の表彰式は、作品の展示会場となった横浜市の「BankART Studio NYK」で行われ、8人のファイナリストから宮永愛子さんが大賞に輝いた。
NISSAN ART AWARD
「日産アートアワード」の目的は、今後、日本の現代アートを代表すると期待される日本人アーティストに賞を贈ることによって、日本の文化発展の一助となり、社会や人々に新しい発想や刺激を与えることにある。2013年5月に第1次選考が行われ、世界で活躍する美術関係者5名で構成される審査委員会が、8名のファイナリストを選出。選ばれた各アーティストは同年9月18日~11月4日の期間中、神奈川県横浜市で開かれた展覧会に出品した。記念すべき第1回のグランプリは、宮永愛子さんの作品『手紙』が選ばれた。今後も隔年で開催される「日産アートアワード」。日本人アーティストの活躍の場が広がり、そこから日本の現代アートが世界へと発信されていくことが期待される。
グランプリ受賞作品の1つ。宮永愛子『手紙』2013 ナフタリン、樹脂、封蝋、ミクストメディア
(部分)撮影:木奥恵三
出張授業「日産モノづくりキャラバン」
社会貢献の一環として、いくつかの出張授業を実施している。「日産モノづくりキャラバン」は、モノづくりの楽しさを実感しながら、質の高い製品を効率的に生産するための創意工夫を学ぶ体験型授業で、2012年度は国内外合わせて約300校、約1万8000人の小学生が受講した。このほか日産の現役デザイナーが小学校を訪問する「日産デザインわくわくスタジオ」も開催。実際のスケッチ作業をデモンストレーションしたり、カーデザイナーを目指した理由や体験談を伝えることで、子どもたちの職業観を養うことを目指している。
①:「日産デザインわくわくスタジオ」で講師を務めるカーデザイナー。夢を実現するために努力することの重要性を伝える。2012年度は国内24校を訪問し、約2200人の小学生が受講した。
②:「日産モノづくりキャラバン」に参加した児童。授業を通して自ら考える力を養うことを目指す。このほかに日産リーフの同乗試乗などを通じて環境問題について学べる「日産わくわくエコスクール」を開催。
日産 童話と絵本のグランプリ
アマチュア作家を対象にした創作童話と絵本のコンテスト「日産 童話と絵本のグランプリ」を1984年から開催し、今年は記念すべき30周年。童話部門と絵本部門、それぞれの大賞に選ばれた作品を出版し、全国の図書館(約3400館)のほか、全国事業所の近隣にある幼稚園や保育園(約700園)に寄贈。作品の読み聞かせイベントなども開催し、子どもたちが童話や絵本に触れる機会を提供している。
大賞受賞作品はBL出版(株)より出版されている。
①:『 ゆみちゃんは ねぞうのわるいこです』より
②:第29回絵本大賞『ゆみちゃんは ねぞうのわるいこです』
③:第29回童話最優秀賞『わけありリンゴのアップルパイ』
※本記事は2013年12月10日時点の情報を元に作成されております。