子どもたちを自然のなかで目いっぱい遊ばせたいと、4人家族がセレナ e-POWERとともに訪れたのは、郊外のキャンプ場。
走りや積載性、先進技術を実感する、絶好の機会となった。
「乗る人すべてに楽しさ、快適さを提供する新世代のファミリービークル」という、誕生時から続くコンセプトを残しながら、代を重ねるごとに進化を続けるセレナ。2016年のフルモデルチェンジでは、“新時代”を体現する先進技術、高速道路 同一車線自動運転技術のプロパイロット*2を携えた。そしてこのたび、新しいパワートレインが採用されたモデルがラインアップに加わり、これまでになかった新しい走りを実現した。
車名の通り、今回の主役は電動パワートレインシステム、e-POWERを搭載している。発電専用エンジンと駆動用のモーター、そしてリチウムイオンバッテリーが備わり、バッテリー残量が少なくなるとエンジンで発電する、100%のモータードライブを実現したミニバンとなった。このシステムは、今までになかった運転感覚をドライバーに与える。静粛性が高く、力強くスムースな走りが生む心地よさが、遠くへ出かけたい、という気持ちを後押しする。
4人家族がこれから向かう先は、木々が生い茂り、爽やかな風が漂う、郊外に位置するキャンプ場。お気に入りの道具をたっぷりと荷室に積み込み、海と青空を横目に、目的地を目指した。
100%モータードライブが楽しめる「Normalモード」に加えて、アクセルペダルだけで加減速できるe-POWER Driveには、レスポンスのよい走りを実現する「Sモード」、渋滞時等に加速度を抑える「ECOモード」(写真下)の便利機能を搭載。
e-POWER用エンジン。これが動力源ではなく発電に徹することで、ボディ造形の優れた空力性能と相まって26.2km/L*1(JC08モード)の低燃費*2を達成。
キャンプ場に到着するやいなや、早速準備をはじめるお父さん。この日のために、と揃えたテント、チェア&テーブル、焚き火台などが次々と並べられ、何もなかったキャンプ場がいつの間にかとっておきのプライベート空間に。子どもたちとひとしきりはしゃいだあと、食事をしながら家族みんなでゆったりと星空が現れるのを待つ時間も、ひとつの楽しみとなった。
翌朝、しばらく遊んだ後、帰る用意をする。子守はお母さん、キャンプ道具の片づけはお父さんの役目。セレナ e-POWERの広い荷室のおかげで荷積みは早々に終わり、また数時間のドライブがはじまった。普段の生活にはない、家族との穏やかな時間を過ごせたとしても、日づけをまたぐキャンプに疲労はつきもの。それでも、プロパイロットやインテリジェント エマージェンシーブレーキ*といった日産の先進技術がハンドルを握るお父さんをしっかりサポート。さらに、100%モータードライブならではの驚くほど静かな車内では、楽しかったキャンプの思い出話がいつまでも続いた。
家族はかけがえのない宝物。それをしっかりと守ってくれる安心感も、“遠くへ出かけたい”という動機へと繋がっていくのである。
プロパイロットは、高速道路での、単調な渋滞走行と長時間の巡航走行で、ドライバーに代わってアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動で制御してくれる。高速道路で感じるイライラやストレスが大幅に軽減されるため、運転がとても楽になる。
左:運転席、助手席の裏にある、便利なパーソナルテーブル。
右:ナビ画面下部の専用スイッチを押して、まずはチャージモードでバッテリー残量を増やしておき、再度押すと発電用エンジンの作動が極力抑えられるマナーモードに*。キャンプ出発の早朝は、周りを配慮してマナーモードで静かに走行。
荷室の容量は、ガソリン車のセレナと変わらない。3列目シートを左右に跳ね上げればさらに大きなスペースになり、縦長のものを立てて入れたり、積み上げたりすることができてしまう。室内も室内長3,240mm*2、室内幅1,545mmと、ミニバンクラスNo.1*1の広さを誇る。
両側アームレストつきでゆったり座れるキャプテンシートが、セレナ e-POWERの2列目シートに標準装備されている。