週末、夫婦が日産リーフで向かった先は世界遺産である
富士山を一望できる、特別な場所。
その道中、搭載されている機能を試しながら、
パワースポットも巡った。
フル充電からの航続距離、400km(JC08モード)。日産リーフのこの数値は、今まで以上に安心した長距離ドライブを可能にした。さらに、リチウムイオンバッテリーの40kWh化にともない、モーター出力も大幅にアップ。一気に加速する電気自動車ならではの俊敏なレスポンスをいちだんと研ぎ澄ませ、「技術の日産」の粋を結集したクルマとなった。
ふたりが向かったのは、奥さんがかねてから望んでいた、そびえ立つ富士山のシルエットを臨むことができる高原。東京からの最短距離はおよそ150km弱。寄り道をしたとしても、日産リーフなら難なくたどり着ける距離である。1日目はゆっくりと出発して宿に泊まり、2日目の早めに目的の地へ向かい、合間で気になったところに立ち寄れるよう、余裕のあるプランを組んだ。好奇心の赴くままに進んだ結果、2日間でふたりが訪れた場所は先の高原を加えた5カ所。大涌谷、白糸の滝、地元のお土産品が揃う道の駅、博物館がある道の駅と、元々のルートを外れても不安は一切なかったようだ。航続距離の延長は、ただ人をより遠くに運んでくれるだけでなく、旅の思い出も増やしてくれるのである。
最初の寄り道は箱根の大涌谷。火山活動の様子を間近で見られ、自然のパワーを感じた。食べると寿命が延びるといわれる、縁起物の「黒たまご」も味わえた。
最高出力110kW(150PS)/3283-9795rpm、最大トルク320N・m(32.6kgf・m)/0-3283rpmと、
アクセルを踏んだ瞬間から一気に加速する、俊敏なレスポンスを体感できる。
センターコンソールに設けられている「e-Pedal」ボタンを押すと、発進、加減速、停止までをアクセルペダルだけ*で速度コントロールすることができる。
富士山周辺には充電器が設置されているところが多い。休憩がてら立ち寄り、充電しておけば万全だ。「ZESP2」では、定額2,000円/月(税別)で急速充電器(日産販売店舗、NCSが提供する急速充電器に限る)が使い放題になる。
運転が不慣れで、駐車が苦手でも、簡単な操作でドライバーをサポートしてくれる。日産リーフに新たに採用されたプロパイロット パーキング*1は、自動で駐車を行ってくれる機能。高速道路 同一車線自動運転技術 プロパイロット*2に並ぶ画期的な技術だ。
プロパイロット パーキング*1の操作は簡単。駐車したい場所の真横に車両を止め、駐車場所を検知した後、ナビ画面の「駐車開始」をタッチ、次にスイッチを押し続ける。
富士山を眺めた後、東京に戻る前に訪れたのは、昭和11年に国の名勝および天然記念物に指定され、昭和25年には「観光百選滝の部」で1位に選ばれた、古くから多くの人に愛されている白糸の滝。幅が150mある絶壁の全面にかかる滝のほとんどが富士山の湧水で成っており、その水しぶきが起こす風がたっぷりとマイナスイオンを運んでくるパワースポットとしても知られている。英気を存分に養ってから、数時間の帰路についた。