澄んだ空気を汚さないEVは、
ワイナリーでも活躍しています。
オーガニックワインをつくる、
広い敷地を駆け巡ります。
カリフォルニアのイングルヌック・ワイナリーでは、7台の日産リーフが活躍中。オーナーは映画監督のフランシス・フォード・コッポラ一家で、EVの導入はワイナリーの環境維持に積極的に取り組んでいることを物語っています。およそ100ヘクタールの葡萄畑とシャトー、事務所、作業場、倉庫などが点在するため、おもに敷地内の移動手段として使用していますが、静かで乗り心地がよく、走行性能も優れていると、日産リーフはスタッフにも好評です。
「導入して4年以上になりますがとても満足しています」と、葡萄畑の責任者で畑でも日産リーフを駆使するエンリケさん。静かで澄んだ空気の環境はスタッフやワイナリーの訪問者だけでなく、敷地に生息する生き物にも優しく、それが畑で育つ葡萄にも好影響を与えています。
合計6基の充電器をワイナリーの要所に設置。イングルヌック・ワインクラブのメンバーや訪問者も利用ができます。
ワイナリーの丘の上り下りも難なくこなし、雨の日もぬかるみにも強い。トラックに比べ小回りが利くのも大きな魅力だとか。
EVのある生活を応援する会社があります。
シリコンバレーで躍進するエバーノートは、生産性や作業効率の向上をサポートするソフトや製品を開発・運営する会社です。「社員の生活の質を高める」という視点からEVに着目し、補助金制度や駐車場に充電器を設置するなど、利用促進に取り組んできました。税制面や専用車線の利用などEV普及を推進するカリフォルニア州の優遇施策とあいまって、現在では300人の社員のうち約40人がEVを利用しています。
駐車スペースには普通充電器を10基、急速充電器を1基設置。充電器の使用状況はスマートフォンで情報共有しているため、席にいても空き状況が確認できます。
23人が日産リーフで通勤。EVは指定人数以上が乗っていないと走行できない専用車線が利用可能で通勤時間が大幅に短縮。プライベートな時間も増えるなど、導入効果は大きい。排出ガスがないことや、静かな走りにも満足しています。
日産リーフがマウイの大自然を駆け抜けます。
太陽光や風力などの再生可能エネルギーを賢く活用するスマートコミュニティ。その実証事業が、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の主導でハワイ・マウイ島を舞台に行われ、一翼を担っているのが「EVマネジメントシステム」です。各所に急速充電器を設置したほか、約200人が日産リーフを購入しプロジェクトに参加。マウイ島では輸送コスト増によるガソリンの高騰が懸念され、その対応策としても注目を浴びています。
商業施設や家屋などに充電器を設置。需給バランスを考慮した最適のタイミングで充電するマネジメントシステムを採用しています。
日産リーフの普及とともに、
ユーザー同士の交流も活発です!
今年フランス環境省はEVへの買い替え奨励金を発表。日産リーフも更なる普及が期待されます。既にキーを手にした人は仲間との交流も。西部に住むアンヌ=ソフィーさんは、日産リーフファンのSNSで知ったパトリック夫妻が住む古都ナントへ。「静かで、森を走ると小鳥が逃げなくて感激」と話すと、パトリックさんが「SNSでは日産リーフのユーザーを示す"リーファー"が定着したね」と笑顔。4人の会話は果てしなく続きます。
アンヌ=ソフィーさん(右)と、マーチも所有する長年の日産ファンで、いまや悠々自適生活のパトリックさん(左)。
ナントにて。
日産リーフのファンサイトで知り合った両夫妻は、初対面のランチを楽しみました。
※本記事は2015年3月31日時点の情報を元に作成されております。