颯爽と走るその存在感が、日本の景色を変えていきます。
クルマの新しい役割と楽しさを兼ね備えたEV。
充電施設などインフラの整備が急速に進む日本でも、より身近なものとして着実に浸透しています。
働く人の立場から、日産リーフを導入しました。
石川県金沢市の重光商事がリース契約を行い、23台の日産リーフを導入したのは2014年7月のこと。勤続5年以上の社員が一台を任され、現在e-NV200も含めるとEVの数は27台。営業車として忙しく走り回っているのかと思ったら、通勤での使用が大半だそうです。さらに休日に乗って帰ることもできるので、みなさんプライベートでも気軽に利用しています。
これは創業者の井上豊夫会長の発案。マイカー通勤があたりまえの土地柄にあって、クルマの維持費など社員の負担を少しでも減らしたいという想いから実現したそうです。その一方で、経営者の視点からみれば、社用車の燃料代などランニングコストを抑えられることにも魅力がありました。日産リーフの導入は、お互いにメリットがある賢い選択だったのです。
重光商事 会長
井上豊夫さんToyoo Inoue
1983年にタオルなどの繊維製品を扱う重光商事を創業。働きやすい職場であるようにと常に心がけており、日産リーフ導入もそんな目線から思いつきました。
社屋には日産リーフから電気を供給できるLEAF to Homeを備え、通常の充電のほか、災害時にバックアップ電源として活用することも考慮。2012年からは太陽光発電事業も手がけ、石川県内に7カ所の発電所を設置。合わせて8メガワットの発電能力を有しています。
会社での充電は、交代でスムーズに行っているとのこと。毎日往復70kmを走るスタッフは、日産リーフに乗ることで通勤が快適に、そして楽になったと話してくれました。
さまざまな場所に充電器の設置が進められています。
気軽に遠くへ出かけられるよう、環境が整えられています。
日産リーフの販売がスタートした2010年以来、充電設備などEVが走るために必要なインフラの整備が積極的に進められてきました。そしていま、
EVを取り巻く環境はさらに大きく変わろうとしています。15年3月現在、日産は全国約2100の販売店に普通充電器を、約1600の販売店に急速充電器を設置しています。
また、全国の急速充電器数は、約6000基(15年9月までの設置見込み数)に大幅に拡充される見込みです。このように充電設備の設置など、EVに配慮した環境の整備はますます進行中。これからEVは、もっと身近な存在になるに違いありません。
コンビニでも急速充電ができます。
ファミリーマートなど全国のコンビニで急速充電器※の設置が拡大中。身近で気軽に立ち寄れるコンビニでの充電が、ごく普通の光景になりそうです。
※ 急速充電器の設置店舗は一部店舗に限られます。また急速充電器の種類は設置店舗によって異なります。
高速道路の充電ネットワークも広がっています。
EVでのロングドライブには高速道路のサービスエリア(SA)に用意された急速充電器が欠かせません。2015年1月現在、約300カ所に設置されており、これは全国のSAとほぼ同数です。
普通充電器も数多くの施設に。
宿泊施設やゴルフ場など、長時間クルマを停めることが前提となる施設には、200Vの普通充電器の導入が進んでいます。状況に応じて急速充電と使い分ければ、普通充電もEVの強い味方になるのです。
一般道のオアシス、道の駅にも注目。
地域の名産品の販売や情報発信の場としても注目を浴びる道の駅は、全国に1000カ所以上ありますが、ここにも数多くの急速充電器が設置されています。
日産ゼロ・エミッションサポートプログラムのスタンダードプランに加入すれば、日産店舗だけでなく合同会社日本充電サービス傘下のNCS急速充電スポットで充電し放題になります。
※本記事は2015年3月31日時点の情報を元に作成されております。