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    伝説のモデルから連綿と続く、
    日産の最新技術とデザイン

    多くの人々に愛されるコンパクトカー。そのカテゴリーにおける伝説のモデルをピックアップ。
    受け継がれるDNAと最新モデルの魅力をひもときます。

    チェリーもノート e-POWERも、クルマを動かす源となるパワートレインに先進技術を採り入れ、コンパクトカーの未来を創造した。

    新技術への挑戦で紡いだ、
    コンパクトカーの未来。

     チェリーは1970年10月に発売された日産初の前輪駆動車だ。ボンネットの下にエンジンを横置きし、その下後方にギアボックスをレイアウトする「2階建て方式」。後輪に駆動力を伝えるプロペラシャフトが必要ないため、クルマ全体を軽量・コンパクトにしながら広い室内空間を確保できた。直進安定性に優れていることも前輪駆動の魅力で、4輪独立懸架サスペンションの採用とともに卓越した操縦安定性と快適な乗り心地を両立していた。
     コンパクトカーの未来を先進技術によって切り開いたチェリーの挑戦は、まったく新しいパワートレインを採用したノート e-POWERの登場に重ね合わせることができる。エンジンで発電してモーターだけで走るe-POWERは、運転の楽しさと優れた燃費性能を両立。力強くスムーズな加速や、アクセルペダルの踏み戻しだけで加速から減速までを意のままに操作できるワンペダル走行など、新感覚の走りが特徴的。ひとクラス上のセダンに匹敵するほどのゆとりある室内スペースはそのままに、電気自動車の新しい姿を提示してみせたのである。

    1970年 PE10型 CHERRY チェリー X-1 4ドア セダン

    ●サイズ(全長×全幅×全高):3610×1470×1375mm
    ●ホイールベース:2335mm
    ●エンジン形式:直列4気筒OHV
    ●排気量:1171cc ●最高出力:80PS/6400rpm
    ●駆動方式:FF(フロントエンジン前輪駆動)

    見やすい丸形メーターを収めたインストルメントパネルは、
    軽量化と安全性の向上を図るため
    一体成形された樹脂製を採用。

    前後の三角窓を取り去ることで実現した開放感にあふれるアイラインウインドウが個性的。
    リヤフェンダー上のウェーブラインも美しい。

    X-1はツインキャブエンジンを搭載した高性能グレードで、
    黒メッシュグリルを採用し愛らしい顔つきの中に精悍さを漂わせる。

    空気抵抗の少ないストリームラインを基本としつつ、
    「カプセル・シェイプ」と呼ばれる未来感覚の斬新なデザインを採り入れた。

    2017年 HE12型 NOTE ノート e-POWERMEDALIST(ブラックアロー)

    ●サイズ(全長×全幅×全高):4100×1695×1520mm
    ●ホイールベース:2600mm
    ●パワートレイン:モーター
    ●最高出力:109PS/3008-10000rpm
    ●駆動方式:FF(フロントモーター前輪駆動)

    スポーティさとプレミアム感を巧みに融合した室内空間は、
    ゆとりのある広さや使いやすさを追求し、
    快適で居心地がいい。

    フロントエンドからフロントピラーを通して流れるように続くルーフラインと、
    ボディサイドのスカッシュラインが実にダイナミックだ。

    目力を感じさせるシャープな印象のヘッドランプとブルーラインを
    あしらったグリルの組み合わせが精悍なフロントデザイン。

    リヤウインドウからリヤコンビネーションランプにまわりこむ独特な
    ブーメランシェイプがノートの個性を主張する。

    ※本記事は2017年12月5日時点の情報を元に作成されております。