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    愛車の学校 日産車のプロに学ぼう 寒さが厳しい時季にも快適なカーライフを送る秘訣をご紹介します。ぜひ販売店で、プロのサービスをご体感ください。

    糸井 隆太

    滋賀日産自動車株式会社
    大津店 主任 テクニカルスタッフ

    1987年生まれ。何台ものフェアレディZを乗り継いだご尊父と一緒にドライブに出かけたり、洗車やメンテナンスをした影響で、子どもの頃から大のクルマ好き。日産京都自動車大学校を経て、2008年に入社。業務と並行して自己研鑽に努め、いずれも難関の国家1級整備士、日産マスターテクニシャンなどの資格を取得している。

    Master Technician's Point of View

     ここにご紹介したサービスは、ぜひ販売店にお任せください。たとえば「室内静電気除去」のスプレーの原材料は、肌着や寝具にも使われているもの。お子さまを乗せるシートにも安心して施工することができます。
     また、最近のクルマは「専用のバッテリー」の使用を前提に開発されています。アイドリングストップ機能を備えたモデルが増えていますが、汎用のバッテリーを使うとアイドリングストップの回数が減り、結果的に燃費が悪くなってしまうのでご注意ください。また、「ウィンドウ撥水12ヶ月」は、1、2を争うほどリピーターの方が多いサービス。みなさまもぜひ一度、クリアな視界で安全を確保するこのサービスをお試しください。

    寒い時季の対策編 「寒い季節こそ、愛車に温かい心配りを!」
    乾燥した時季に起こる静電気、
    バチッ!とくる前にひと工夫。

     クルマから降りた時に「バチッ!」とくる静電気にお悩みの方も多いと思います。特にお子さまのなかには、静電気が嫌でクルマに乗りたがらないケースも多いと伺います。
     我慢するしかないと思われているようですが、日産の販売店では「室内静電気除去」というサービスをご用意しています。シートにスプレーした静電気除去成分が空気中の水分を保持し、静電気を逃がします。
     私たちメカニックのユニフォームは、静電気を発生しない素材を使っています。なぜなら、静電気がガソリンなどに引火すると危険だからです。最近はガソリンスタンドでセルフ給油をなさる方も多いので、静電気にはくれぐれもお気をつけください。

    リン酸エステルが水分を保つ。1回の施工で約6カ月間効果は持続、ひと冬を快適に過ごせる。ただしこれは降車時の静電気に対応したもの。

    バッテリーは元気ですか?
    バッテリーの健康診断は、ぜひ日産のお店で!

     忙しい朝にエンジンがかからない!こんなバッテリーのトラブルが起こりやすいのは冬と夏。「少し不安だな」と思われた方は、販売店にお越しください。テスターでバッテリーの健康診断を行います。
     また、最近のクルマには車種ごとに専用のバッテリーが設定されているケースが多いのでご注意ください。それ以外のバッテリーを装着すると、クルマ本来のパフォーマンスが発揮できないことがあります。特にアイドリングストップ機能が備わるモデルは、バッテリーが燃費に大きな影響を与えます。新しいバッテリーを装着する時には専用診断機での初期化が必要なケースもあるので、バッテリーは販売店にお任せください。

    アイドリングストップ車やハイブリッド車の登場によりシステム専用のバッテリーが増え、バッテリーのラインアップは多様化している。交換が必要となった場合は、ぜひクルマのプロに相談したい。

    実はワイパーは消耗品、
    交換時期を忘れないで。

     あまり知られていませんが、実はワイパーは消耗品。長く使っているとゴムが衰えて、拭き残しが発生するのです。特に寒い時季でフロントウィンドウが霜で凍結しているケース。ここでワイパーを動かすと、ゴム面にキズが付いてしまいます。暖房でウィンドウガラスを暖めたり、お湯をかけて氷を溶かしてから※ワイパーを動かすようにしてください。また、雪が積もった状態でワイパーを動かすと、アーム部分が曲がることもあるので要注意です。
     この時季にお薦めしたいのが、「ウィンドウ撥水12ヶ月」というサービス。寒い時の霜取りが、格段に楽になります。

    ※寒冷地によっては凍ってしまう方法なので注意が必要です。

    ゴムの劣化が進むと裂けてしまうこともある。

    「ウィンドウ撥水12ヶ月」はただコーティングするだけでなく、油膜落としが重要。専用ワイパーと組み合わせることで、高い撥水効果を発揮する。

    ※掲載のサービス商品は、販売店により一部取り扱っていない場合があります。また、クルマの仕様により施工できない場合があります。
    詳しくは日産の販売店へお問い合わせください。

    ※本記事は2016年12月1日時点の情報を元に作成されております。