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    愛車の学校 日産車のプロに学ぼう

    愛車に長く乗り続けるためには、日頃のメンテナンスが重要。
    特に、タイヤやブレーキは安全かつ快適な走行に直結するパーツのため、綿密なチェックと正確で丁寧な整備が必要です。そこで、日産大阪販売株式会社 枚方東店に勤めるテクニカルスタッフ(TS)の島川直人に、足回りのメンテナンスにおいて重要なことを聞きました。

    日産大阪販売株式会社 枚方東店

    島川直人Yoshifumi Tsuruta

    日産京都自動車大学校で整備を学んだ後、日産大阪販売株式会社 枚方東店に入社。2019年度の「全国日産サービス技術大会」では個人として優勝、販売会社として準優勝を獲得した。趣味は洗車で、休みの日は愛車であるノート e-POWER NISMOを2時間かけて磨いているそう。

    クリーンアップ 編安全なドライブには、
    足回りのチェックが欠かせません。

    走りを楽しめるからこそ、大切な足回り。 今回見るのは、ノート e-POWERのタイヤやブレーキパッド、ディスクローターといった足回り。ノート e-POWERは、外部からの充電の代わりにエンジンで発電してモーターだけで走る。世界に先駆ける日産の電気自動車技術が生んだ次世代のエコカー。モーターによる力強くてスムースな加速感を味わえるからこそ、足回りのチェックは怠らないでおきたいところ。 お客さまのなかには、まめに点検とメンテナンスをしに、販売店に訪れる方がいます。しかし、あまり気にしないで乗り続ける方もいますし、長期間クルマを駐車場に置きっぱなしにしてしまうという場合も。そんな方に対して島川は、「タイヤやブレーキといった足回りには特に気をつけるべき」と、その重要性を語ります。「エンジンの駆動力を地面に伝えるタイヤとその駆動力を制御するブレーキは、クルマの動きに直結する重要なパーツです。どちらも乗り続ければすり減りますし、経年や環境によっても劣化していきます。安全かつ快適にドライブをするためには、足回りをベストなコンディションにしておくよう、日頃の点検とメンテナンスが必要なのです」 01 タイヤの摩耗具合をチェックして、スリップの危険を軽減。 「摩耗が進んだタイヤは走行時やコーナリング時にスリップしたり、ブレーキの効きに影響を与えてしまいます。日産の販売店では整備の際にまず溝の深さを測ります。深さが4o以下(新品タイヤの溝の深さは一般的に78o)になったらタイヤ交換は必須です。また、交換するタイヤは、新車時に装着されているサイズを推奨しています」
    02  ブレーキパッドの状態が、制動力の性能を左右。 タイヤとホイールを外し、ブレーキパッドの厚さを計測する島川。「走行時、ブレーキをかけるたびにブレーキパッドは確実にすり減るため、走行距離や運転の仕方に応じて交換が必要になります。すり減ったパッドのまま走行を続けると、制動力が悪化してとても危険。ディスクローターが損傷し、大事故につながることもあるので適切なタイミングでの交換をお勧めします。ちなみに、日産が交換を推奨する目安はパッドの残厚5o、走行距離3万qごとです」
    03 タイヤ回りの錆止め対策で、パーツの寿命が長持ち。 愛車に気を使っているお客さまでも、足回りの錆は見落としがち。「水や泥、路面の凍結防止剤などがブレーキパッドやディスクローター、サスペンションアームなどに付着。そのままにすると、錆が進行してしまいます。日産では愛車の床下・足回りを錆から守る「ボディ床下コート」をお勧めしています。特に、ウインターシーズン、夏の海水浴シーズンに役立つメンテナンスです」
    タイヤの空気圧は、こまめにチェックすべき。 「ご自身でチェックしておくべきなのは空気圧適正値。タイヤの空気は1カ月で、平均5%ほど低下します。月1回は空気圧を見ておくといいでしょう。タイヤの空気圧適正値は運転席のドア付近に表示(右写真)されているので、まずはそこを見て自分のクルマの適切な値を知っておきましょう」
    スリップサイン ひび割れ 「タイヤ表面のひび割れや傷も見ておくべきです。上のような状態が進行すると、空気漏れ、バーストなどを引き起こす可能性があります」

    クリーンアップ 編安全なドライブには、足回りのチェックが欠かせません。

    走りを楽しめるからこそ、大切な足回り。 今回見るのは、ノート e-POWERのタイヤやブレーキパッド、ディスクローターといった足回り。ノート e-POWERは、外部からの充電の代わりにエンジンで発電してモーターだけで走る。世界に先駆ける日産の電気自動車技術が生んだ次世代のエコカー。モーターによる力強くてスムースな加速感を味わえるからこそ、足回りのチェックは怠らないでおきたいところ。 お客さまのなかには、まめに点検とメンテナンスをしに、販売店に訪れる方がいます。しかし、あまり気にしないで乗り続ける方もいますし、長期間クルマを駐車場に置きっぱなしにしてしまうという場合も。そんな方に対して島川は、「タイヤやブレーキといった足回りには特に気をつけるべき」と、その重要性を語ります。「エンジンの駆動力を地面に伝えるタイヤとその駆動力を制御するブレーキは、クルマの動きに直結する重要なパーツです。どちらも乗り続ければすり減りますし、経年や環境によっても劣化していきます。安全かつ快適にドライブをするためには、足回りをベストなコンディションにしておくよう、日頃の点検とメンテナンスが必要なのです」 01 タイヤの摩耗具合をチェックして、スリップの危険を軽減。 「摩耗が進んだタイヤは走行時やコーナリング時にスリップしたり、ブレーキの効きに影響を与えてしまいます。日産の販売店では整備の際にまず溝の深さを測ります。深さが4o以下(新品タイヤの溝の深さは一般的に78o)になったらタイヤ交換は必須です。また、交換するタイヤは、新車時に装着されているサイズを推奨しています」

    お客さまのなかには、まめに点検とメンテナンスをしに、販売店に訪れる方がいます。しかし、あまり気にしないで乗り続ける方もいますし、長期間クルマを駐車場に置きっぱなしにしてしまうという場合も。そんな方に対して島川は、「タイヤやブレーキといった足回りには特に気をつけるべき」と、その重要性を語ります。
    「エンジンの駆動力を地面に伝えるタイヤとその駆動力を制御するブレーキは、クルマの動きに直結する重要なパーツです。どちらも乗り続ければすり減りますし、経年や環境によっても劣化していきます。安全かつ快適にドライブをするためには、足回りをベストなコンディションにしておくよう、日頃の点検とメンテナンスが必要なのです」

    02  ブレーキパッドの状態が、制動力の性能を左右。 タイヤとホイールを外し、ブレーキパッドの厚さを計測する島川。「走行時、ブレーキをかけるたびにブレーキパッドは確実にすり減るため、走行距離や運転の仕方に応じて交換が必要になります。すり減ったパッドのまま走行を続けると、制動力が悪化してとても危険。ディスクローターが損傷し、大事故につながることもあるので適切なタイミングでの交換をお勧めします。ちなみに、日産が交換を推奨する目安はパッドの残厚5o、走行距離3万qごとです」
    02  ブレーキパッドの状態が、制動力の性能を左右。 タイヤとホイールを外し、ブレーキパッドの厚さを計測する島川。「走行時、ブレーキをかけるたびにブレーキパッドは確実にすり減るため、走行距離や運転の仕方に応じて交換が必要になります。すり減ったパッドのまま走行を続けると、制動力が悪化してとても危険。ディスクローターが損傷し、大事故につながることもあるので適切なタイミングでの交換をお勧めします。ちなみに、日産が交換を推奨する目安はパッドの残厚5o、走行距離3万qごとです」
    03 タイヤ回りの錆止め対策で、パーツの寿命が長持ち。 愛車に気を使っているお客さまでも、足回りの錆は見落としがち。「水や泥、路面の凍結防止剤などがブレーキパッドやディスクローター、サスペンションアームなどに付着。そのままにすると、錆が進行してしまいます。日産では愛車の床下・足回りを錆から守る「ボディ床下コート」をお勧めしています。特に、ウインターシーズン、夏の海水浴シーズンに役立つメンテナンスです」
    ご自身で気にしていただきたいポイント
    タイヤの空気圧は、こまめにチェックすべき。 「ご自身でチェックしておくべきなのは空気圧適正値。タイヤの空気は1カ月で、平均5%ほど低下します。月1回は空気圧を見ておくといいでしょう。タイヤの空気圧適正値は運転席のドア付近に表示(右写真)されているので、まずはそこを見て自分のクルマの適切な値を知っておきましょう」 スリップサイン ひび割れ

    「タイヤ表面のひび割れや傷も見ておくべきです。上のような状態が進行すると、空気漏れ、バーストなどを引き起こす可能性があります」

    *掲載のサービス商品は、販売店により一部取り扱っていない場合があります。また、クルマの仕様により施工できない場合があります。
    詳しくは日産の販売店へお問い合わせください。

    ※本記事は2019年12月5日時点の情報を元に作成されております。