モータースポーツ活動で培ってきた経験と技術で、走る楽しみがさらに増した、個性際立つNISMOロードカー。
「デザイン」「ハンドリング」「加速性」が大きな特徴だ。
日産はなぜこれほどまで積極的に、モータースポーツに取り組んできたのか。その理由は2つある。1つはクルマを楽しむという文化の醸成であり、もう1つはモータースポーツのフィールドで得た新しいテクノロジーを量産車にフィードバックすることだ。
日産のモータースポーツ活動に由来するネーミング(NISsan MOtorsport)にふさわしく、レースシーンで磨かれた究極のパフォーマンスと、過酷な現場で数々のマシンを勝利させてきたドライバーと技術者たちの DNAを、より高い次元で感じてもらうために生まれたのがNISMOロードカーだ。
NISMOロードカーは現在国内7車種と多彩なラインアップを揃えている。すべて、量産車でありながら、究極のドライビング・マシンとしての完成度を目指したクルマで、誰でも気軽にスポーティな走りを楽しむことができる。
NISMOロードカーの特徴は大きく3つある。まずは機能を追求したデザイン。1mm単位までこだわった設計は、路面に吸いつくようにダウンフォースを増大。NISMO専用のフロント/リヤバンパー、サイドシルプロテクターは、空気抵抗を増加させることなくダウンフォースを向上させ、風を切るような走りを実現する。これらはデザインにも大きく寄与し、スポーティな印象を生み出している。また、ドライバーの身体をホールドするスポーツシート、グリップを効かせるアルカンターラ®など、機能性とともにブラック&レッドでコーディネートされたこだわりの室内は、走りへの集中力と高揚感をもたらし、クルマと一体になるよろこびを感じさせる。次は、コーナーを意のままに駆け抜けられるハンドリング。NISMOロードカーはサスペンション、シャシー、さらにボディ補強など車種ごとに効果を最大化する、メーカーならではの専用チューンが施されている。また、最適のグリップを生む選定されたタイヤとホイール、ブレーキの組み合わせから、シャシーが最も性能を発揮するパターンを編み出す。そのため、どんな道でもハンドルから路面の状況が直に伝わる、高いグリッピングが体感できる。
そして最後に、ドライバーの胸を衝く、力強く素早い加速性。各車種それぞれの個性を際立たせるパワートレインのチューニングにより、俊敏なレスポンス、力強いロードトルクを実現し、ドライバーの意思をより忠実に伝えることを重視した。アクセルを踏み込めば直に伝わってくる、止まらない感動と興奮を味わうことができる。
NISMOロードカーが提供するスポーツ走行は実は電気で走る EV、e-POWERとの相性が抜群だ。電気による立ち上がりの良さにNISMOがさらに磨きをかけ、e-pedal*によるダイレクトな加・減速を可能にする、ワンペダル走行はまるでマニュアルドライブと同じようなスポーツフィールを味わわせてくれる。「ニッサン インテリジェント モビリティ」と「NISMO」で実現した次世代のスポーツドライブフィールを体感してほしい。
俊敏な加速、スムースでのびやかな走り。電気自動車ならではの、応答遅れのない気持ちの良いドライビングフィールに、NISMOの DNAがさらなる磨きをかけた。レーシングテクノロジーのフィードバックを受け、さらなる未体験の電気の走りを切り拓く。
*日産リーフの場合
レーシングテクノロジーが生んだ
エアロダイナミクス
NISMO専用フロント/リヤバンパー、サイドシルプロテクターの採用により、空気抵抗を増加させることなくダウンフォースを向上。インテリアにもドライバーを鼓舞する赤のアクセントが施されている。
ストレートでもコーナーでも、
安定した走りを実現。
ダウンフォース向上により高い直進安定性をもたらし、減衰力が増した専用サスペンションやタイヤなどを採用することで、ステアリングの切り返しが発生するシーンにおいても意のままの操作が可能になった。タイヤは高いグリップ力をもつ18インチホイールの「コンチネンタルContiSportContact 5」を採用。
胸を衝く加減速は、
の最大の売り。
NISMO専用ドライブモード「Bレンジ」ではアクセル操作に対するレスポンスとともに加速度を最大の強さに設定。一般的な発進シーンでは、加速の立ち上がりの速さを日産リーフの約2倍にまで高めている。またアクセルOFFの際の減速度も最大の強さに設定しているため、加減速を繰り返すワインディングロードなどでは、よりスポーティなドライビングが堪能できる。
※本記事は2018年12月4日時点の情報を元に作成されております。