高速道路での巡航中や渋滞時の負担軽減、万が一のときの事故防止の支援、
駐車操作の補助など、日産の先進技術は快適で安心できるドライブをサポートしている。
自動車事故の約9割は、ドライバーが起こしてしまった運転ミスが原因だといわれている。日産はそれを減らし、できるだけドライバーを危険に近づけないように、さまざまな予防安全技術に力を注いできた。
その歴史は1996年のABS標準化まで遡る。その後、レーンキープサポートシステム、LDW(車線逸脱警報)、先行車との距離や相対速度に応じてブレーキとアクセルを制御するディスタンスコントロールアシスト、アラウンドビューモニターといった世界に誇る安全技術を次々と開発。そして今、プロパイロットやプロパイロットパーキングによって、運転中のドライバーの負担(=ストレス)軽減ができるまでに至っている。日産の技術開発は、順調にひとつひとつのステップを踏みながら進歩してきたのだ。
「ニッサン インテリジェント モビリティ」という取り組みのもとでつくられている、近年のさまざまな先進技術は、快適で安心できるドライブをサポートし、駐車の補助や、万が一のときの危険から遠ざけたりすることで、クルマを単なる移動の道具から、ドライバーをワクワクさせる存在に進化させる。なぜなら運転の主体はドライバーであり乗車する人。その人たちをサポートし、運転をより快適にしたいという想いが根本にあるのだ。
高速道路での走行中、フロントガラス上部のカメラが前方車両、白線をとらえ、アクセル、ステアリング、ブレーキを制御。前方車両との距離を保ちながら、車線中央を走行する手助けを行う。長時間巡航や渋滞時のドライバーの負担軽減に役立つ。
フロントのカメラなどによって前方車両などを検知し、衝突の危険を警告灯やブザーで知らせる。万が一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、緊急でブレーキを作動させて衝突回避を支援、または衝突時の被害や傷害を軽減する。
ボディ前後とドアミラー両側に設けられた4つのカメラを駆使し、クルマを真上から見下ろしているかのような映像をメーター内ディスプレイに映し出し、スムースな駐車をサポート。クルマの周りで移動するものを検知し表示とブザーにより注意を促す移動物 検知機能もつく。
運転席に座ったまま、たった3ステップのスイッチ操作を行うだけで、クルマが駐車可能なスペースを検知しステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト、パーキングブレーキといった駐車における操作を制御。道路脇の縦列駐車やショッピングモールなどの並列駐車、車庫入れなど、さまざまなパーキングシーンで駐車の労力を軽減することでドライバーをサポートする。
駐車を行う際や低速での走行時、進行する方向に壁などの障害物や歩行者*5、停止車両がある場合や、ブレーキと間違ってアクセルを踏み込んでしまったとき、ブレーキ操作が遅れてしまったときに、急加速の防止をサポート。またブレーキを作動することで、衝突防止を支援する。前進時だけでなく後退時にも対応している。
フロントのカメラによって、先行するクルマや対向するクルマのライト、道路周辺の明るさに合わせて、ヘッドライトのハイビーム(上向き)とロービーム(下向き)を自動で切り替える。ハイビームでの走行頻度を高め、歩行者を早期に発見できるようにするなど、安全運転をサポート。また、手動で切り替えるわずらわしさも軽減する。
※紹介している先進技術は車種、グレードにより設定が異なります。
※安全装備はドライバーの安全運転を補助するものであり、あらゆる状況での衝突を回避するものではありません。システムの能力には限界があり、天候や路面状況などによっては作動しないことがありますので、システムだけに頼った運転はせず、天候や路面状況に合わせた運転、周囲の車両・歩行者の確認、十分な車間距離の確保など、安全運転を心がけてください。先進技術・機能の設定条件は、車種・グレードにより異なります。
*1●プロパイロットは高速道路や自動車専用道路で使用してください。プロパイロットはドライバーの運転操作を支援するためのシステムであり、自動運転システムではありません。安全運転をおこなう責任はドライバーにあります。●わき見運転やぼんやり運転などの前方不注意および雨・霧などの視界不良による危険を回避するものではありません。先行車との車間距離、車線内の位置、周囲の状況に応じてアクセル、ブレーキ、ハンドルを操作するなどして、常に安全運転を心がけてください。●システムの能力には限界がありますので、システムだけに頼った運転はせず、常に安全運転を心がけてください。●プロパイロットの操作方法や重要な注意事項などが記載されていますので、ご使用前に必ず取扱説明書をお読みください。
*2インテリジェント エマージェンシーブレーキの作動速度、衝突回避の能力は車種によって異なります。詳しくはカーライフアドバイザーまでお問い合わせください。
*3●モニターにて確認できる範囲には限界があり、カメラ位置より高い物体は表示されません。必ず車両周辺の安全をミラーや目視で直接確認してください。●車両上方から見下ろしたような映像にはつなぎ目があり、物やクルマが不連続になるとともに高さのある物体は表示されないことがあります。また、物やクルマが倒れ込み、実際の位置より遠くに表示されることがあります。●移動物 検知機能は、自車周辺の移動物をドライバーにお知らせすることで、安全確認をサポートする機能です。すべての移動物を検知できるわけではありません。また、静止しているものは検知できません。車両の操作をするときは、周囲の安全をミラーや目視で直接確認してください。
*4●プロパイロット パーキングはドライバーの駐車操作を支援するためのシステムであり、安全運転を行う責任はドライバーにあります。通常の駐車操作と同様に周りの状況をミラーや目視で直接確認し、周囲の車両や障害物、人などに接触しそうな場合はブレーキを踏んで車両を停止するなど、常に安全運転を心がけてください。●周囲の障害物等の状況によっては、駐車完了までアシストできない場合があります。●乗車人員、積載量、空気圧等の車両状態や、勾配などの路面状態により、駐車枠が正しく認識されず、目標駐車枠に対して実際の駐車位置にズレが生じる場合があります。●天候や駐車枠の状態などの周辺環境によっては、駐車枠を自動検知できない場合があります。駐車枠を自動検知できない場合でも、マニュアル操作で設定することも可能です。●プロパイロット パーキングの操作方法や重要な注意事項などが記載されていますので、ご使用前に必ず取扱説明書をお読みください。
*5歩行者の検知は前進時のみ。
*6●ハイビームアシストは、対向車や先行車のライトを検知、明るい市街地(街灯など)、車速が約15km/h以下(デイズ ルークスは約20km/h以下)などの条件のいずれかに該当する場合はロービームに、いずれの条件にも該当せず車速が約25km/h以上の場合はハイビームに、随時自動で切り替わります。●ハイビームアシストは、天候や道路状況などのさまざまな条件により適切に作動しない場合があります。運転時は常に周囲の状況に注意し、必要に応じて手動に切り替えるなど安全運転を心がけてください。●ハイビームアシストは、ドライバーの安全運転を前提としたシステムであり、事故被害や運転負荷の軽減を目的としています。機能には限界がありますので過信せず安全運転を心がけてください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。※画面はハメ込み合成です。※メーターなどの表示は機能説明のためのイメージ画像です。
※本記事は2019年4月8日時点の情報を元に作成されております。