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    ものづくりの現場 03 茂木試験場 世界各地の険しい道を再現し、走破性を追求しています。

    日産自動車のあらゆる4WD車は、さまざまな路面を調査した結果をもとにつくられたオフロードコースで厳しいテストを繰り返し、性能と品質を高めています。

    サスペンションが伸び縮みし、車体を大きく傾かせてモーグル路を走るエクストレイル。

    スキー場のコブ斜面を思わせるモーグル路、3種類の坂道が並ぶ斜面総合試験路、そして大小の石を敷き詰めたがれき路。このほかにも砂地路や赤土路、岩デコボコ路など、茂木試験場のオフロードコースにはいくつもの不整路が用意されている。これは4WD車の目的である、雪道、ウエットなどの悪路面においても安心して快適に走ることができる性能を、さまざまな角度から確認するための施設で、世界中を巡って調査を行い、典型的な路面を再現したものだ。
    たとえばアメリカを代表するオフロード路面としては、大きな石を設置した岩路、ヨーロッパやオーストラリアなら大きなうねりを伴う赤土路、日本や中東は砂地路と、国や地域それぞれに個性がある。それらを網羅し、グローバルなクルマづくりを行う上で欠かせない、性能や品質を磨き上げるための試験場なのである。

    各コースはサスペンションが上下に動く範囲などクルマの性能を考慮しながら、地形や路面のデコボコがつくり込まれている。シャシー制御技術のチェックから、クルマの操縦安定性や乗り心地などの評価、データの収集まで幅広いテストを行う。 最新のハイブリッドモデルを含め、エクストレイルもこのオフロードコースで性能評価を実施した。エクストレイルの「タフギア」、つまり頑丈な道具としての性能の検証を、この場所で行っている。信頼性の高い4WDシステム、ALL MODE 4×4-iはもちろんのこと、急勾配や滑りやすい路面を下る時、自動的に車速をコントロールし、ドライバーがハンドル操作に集中できるアドバンスドヒルディセントコントロールなど、変化する走行状況で安心をもたらす運転支援技術の確認も茂木試験場で行われた。数多くのテスト走行を積み重ねることによって、日産車は性能と品質を高めているのである。

    滑りやすい急坂が続く斜面総合試験路。登降坂性能のチェックはもちろんのこと、傾斜地でドアの開閉が無理なく行えるかなどの確認も行っている。

    砂地路はクルマが入れる海岸線などを想定し、数種類の砂を敷き詰めている。ゆっくりと止まることなく走りきれるか、止まったときに発進できるのかなどを検証する。

    愛車で訪れたい、美しい道 02 北海道・宗谷岬×日産エクストレイル

    茂木試験場で培われた日産の先進技術が、
    美しい道のドライブをより一層楽しいものにします。

    愛車で訪れたい、美しい道 02はこちら

    ※本記事は2015年8月29日時点の情報を元に作成されております。