日産車は、その個性的なデザインで世界中のオーナーから愛されています。美しいボディラインや、スポーティなカタチ、ユニークなテールランプまで人によってお気に入りはさまざま。アメリカ、ヨーロッパ、中国、日本で暮らす5人のオーナーを直撃。愛車のお気に入りのディテールをうかがいます。
写真:渡邉美佐、山田 陽、佐渡多真子、殿村誠士
文:香川道子、池田桃子、原口純子
デニス・ウォンさん
2012年式 日産アルティマ クーペ
家族みんなで日産車を愛用しているというデニスさんは、スポーティなデザインと燃費のよさ、乗り心地が決め手となって「アルティマ クーペ」を購入した。「シャープな黒のボディに対する情熱的な赤の本革仕様のインテリア。そのクールなコントラストと安定した操縦感が気に入っているんだよ!」
クールなデザインに見合った操作性もお気に入り。ハンドルを切った時の揺れがほとんどなく運転しやすいという。
ジュリエット・クロマックさん
2012年式 日産キャシュカイ
土木技師をしながら、小学生から中学生まで3 人の男の子を育てるジュリエットさんの愛車、キャシュカイは学校やクラブへの送迎、通勤と大活躍。
お気に入りは、息子3人分のスポーツ用具が収まるトランクをもちながら、クルマ全体のデザインがすっきりしているところだ。
アラウンドビューモニターもお気に入り。 「バック駐車が苦手なドライバーには欠かせないわね」
石 林(シーリン)さん
2013年式 日産シルフィ
日産車の魅力は燃費と価格とのバランスのよさと語る石さん。なによりドライバーに対するこまやかな「気遣い」を感じるデザインがいいという。たとえば小物入れなど「ここにあるといいな」と思う場所にちゃんとある。中国語で「人性化」と表現するヒューマニティがクルマから感じられる。
気ままにクルマを走らせるドライブが趣味。思わず走りにいきたくなるカタチが購入のきっかけ。このシルフィは、1カ月前に納車されたばかり。
パウロ・カルヤンさん
2011年式 日産ジューク
アマチュアサッカークラブに所属するパウロさん。ジュークでクラブに行くと、サッカー仲間から羨望の眼差しを注がれるという。
音響機材会社で営業を担当するパウロさん。会社が貸与してくれるカンパニーカーとして選んだのはジューク。どの車種でも選択できる制度のなか、パウロさんは迷いなくこのクルマを選んだ。「複雑に交差する曲線が美しいし、グリルやランプのデザインにこだわりがある。ひと目惚れだね」と言う。通常のシルバーより濃いガンメタリックの色を選んだ理由は、趣味でDJ をする際に使用するターンテーブルやヘッドホンの色とマッチさせるため。短距離から長距離まで移動も楽で、走りもすごくいいと、すっかり日産ファンになったパウロさん。次のカンパニーカーは、ジュークNISMO バージョンとすでに決めている。
写真左:蜂の巣のようなグリルは、マッチョなイメージでとくにお気に入りの部分。
写真右:曲線美にアクセントを与えるテールランプのデザインにもジュークらしさを感じるという。
福田めぐみさん
2013年式 日産ノート
福田さんのノートは納車されたばかり。予想通りのデザインに大満足。今後は燃費のよさを期待して遠出の旅行を予定している。
福田さんが、数あるコンパクトカーのなかからノートを選んだ理由はデザイン。テレビCMに影響されて、ボディの美しさが強調されるソニックブルーの外装色にしようと思った。だがそれ以上に決定的だったのは、メーターパネル。ディーラーを訪れて試乗したとき、エンジンをかけると青く光る近未来的なメーターの美しさに感動して購入に至った。クロームメッキされた室内のドアハンドルや荷物が積み込みやすいマルチラゲッジボードなど、使いやすさを考慮したデザインも気に入っている。主に近所への買い物や移動に使う予定だが、休みがとれたら旦那さんと一緒に北海道にドライブ旅行へ出かけたいそうだ。
写真左:ブルーに光るメーターのデザインに惚れ込んだ。エコ運転をアシストする機能も備わっている。写真中:クローム調のドアハ ンドル。写真右:マルチラゲッジボードはスマートで使いやすい。
※本記事は2013年5月23日時点の情報を元に作成されております。